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 Les Amants du Pont-Neuf
 (邦題:ポンヌフの恋人)
 Leos Carax
 1991年 フランス
映像が綺麗です。古いけれど、新しい映画と違う素朴なものを感じます。ラストはあんまり好きじゃなかった。伸び伸びとした自分勝手で綺麗な愛。
 
 Amy
 (邦題:エイミー)
 Nadia Tass
 1997年 オーストラリア
友達が好きで、映画を見る前にサントラを録音してもらって聴いていました。昔公文のCMで使われてた曲です。音楽ってこういうものだよね、っていう純粋なものを感じられる映画でした。登場人物一人ひとりが個性的で可愛くて、観ていてほのぼのするシーンも多々。近所の少年が、タイヤのカバーをドラムがわりにエイミーに歌いかけるシーンが好き。隣の下手くそなミュージシャンも好きです。二人で公園で遊んでるところが可愛い。
 
 L'Auberge Espagnole
 (邦題:スパニッシュ アパートメント)
 Cédric Klapisch
 2001年 スペイン フランス
爽やかで面白かったです。電話のシーンのひとつで、グザヴィエの母親からアパートに電話がかかってきた時、ウェンディが"La FAC ( = La Facultè、大学のこと)"を"La Fuck"と聞き違いしてたのが面白かった。言語が違うと、同じような響きの言葉が思わぬ意味を持ってしまったりする。ほとんどフランス語で話が進むのに DVDに日本語と英語の字幕しか入ってなかったのはどうして?イザベル役のCecile De Franceが綺麗でした。
 
 Dancer in the Dark
 (邦題:ダンサー イン ザ ダーク)
 Lars von Trier
 2000年 デンマーク
人間の醜い部分と綺麗な部分が同時に表現された映画。救いの無い映画。ビョークは、伸び伸び歌う人だなぁと思って感動しました。でも明るくなれる映画ではない。
 
 Dolls
 北野 武
 2002年 日本
赤い紐の男と女。女は変わらない。でも男は、段々と壊れていく・・・と思ったら、途中から彼の目が変わったように感じた。北野武は日本の自然の美しさを捉えるのに素晴らしく長けていると思う。赤が好きだからかわからないけど、秋のシーンの印象が強く残っています。中国の映画Heroの赤も好きだったけれど、それとは又別の、もっと日本的に自然な赤。
  
 dot the i
 (邦題:ドット ジ アイ)
 Matthew Parkhill
 2003年 イギリス スペイン
何のきっかけで知ったか忘れてしまいましたが、最初は東京でしか上映されていなかったので、大阪で上映されることになったのを知ったときはすごく嬉しかった。これは見た人としか語れません。私は既に何回か観てしまいました。キット役のガエル・ガルシア・ベルナルが素敵でした。やっぱりヨーロッパの映画のほうがアメリカのより好きだなぁと再確認した映画。
 
 La Fabuleux Destin d'Amélie Poulain
 (邦題:アメリ)
 Jean-Pierre Jeunet
 2001年 フランス
フランスに行った時に、念願のDVDを購入しました。日本語字幕はないけど、それも必要ないくらいに何回も見たこの映画。どことなく哀愁漂う音楽も素敵だし全体にくすんだ感じの映像も素敵。登場人物がほんとにみんな可愛い。ニノと野菜屋のお兄さんが好きです。もちろんアメリも可愛い。アメリの働いているドゥ・ムーラン(Café de Deux Moulins)はパリのモンマルトルに実際にあるお店で、二回目にフランスに行った時に行ってきました。店の中にでっかいポスターがありました。この映画は観る度に恋が好きになります。最後、アメリとニノがお互いに三度ずつキスをするシーンが本当に大好きです。あのキスはフランスで何か意味があるのかしら?とにかく大好きな映画。
 
 Girl, Interrupted
 (邦題:17歳のカルテ)
 James Mangold
 2000年 アメリカ
Angelina Jolieの演技がとても印象的だった。彼女たちはみんな傷ついていて、自分の世界を抱え込んで、そしてLisaは、そこから出られないことに一番苦しんでいる。あとGeorginaの衣装が可愛かったです。
 
 HANA-BI
 北野 武
 1998年 日本
北野武も独特の存在感がしっかり出ていて素晴らしかったし、菊次郎にも出ていた岸本加世子も良かった。北野武の映画は、説明くさくなくて好きです。血なまぐさい映画だけど、美しいです。
 
 Laundry
 森 淳一
 2002年 日本
純粋さの結晶のような映画。最初に見たのは本からでしたが、本もとても素敵です。抽象的で、美しいです。映像の一つ一つとってみても綺麗。登場人物達一人一人が大好きになります。窪塚洋介、小雪、内藤剛志の演技も自然。それから主題歌の、atamiの"Under the Sun"(vo.Bonnie Pink)も合ってる。
 
 Leon the Professional
 (邦題: レオン)
 Luc Besson
 1994年 アメリカ
名作。涙止まりません。ジャンレノがかなり素敵です。ナタリーも可愛い。
  
 The Motorcycle Diaries
 (モーターサイクル ダイアリーズ)
 Walter Salles
 2004年 アメリカ アルゼンチン イギリス チリ ドイツ ペルー フランス 
最初はGael Garcia Bernal主演だからという簡単な理由で手に取ったこの映画でしたが、世界史でちらっと聞いた名前が出てきたので、観てみました。風景も大きさがよく表れていてよかったし、音楽も好きでした。この映画がきっかけになってGuevaraやキューバ革命について色々読み漁って調べてみました。
 
 The Nightmare Before Christmas
 (邦題: ナイトメア ビフォア クリスマス)
 Henry Selick
 1993年 アメリカ
ストーリー自体はいまいちと言う人も居るかも。魅力はキャラクターの個性と可愛さです。軽い毒々しさと気持ち悪さが何とも愛嬌があって良い感じ。三人のちっちゃいやつが好き。"Trick or treat"の。
 
 Sister Act
 (邦題: 天使にラブ・ソングを・・・)
 Emile Ardolino
 1992年 アメリカ
ウーピーゴールドバーグの映画を見たのはこれが初めてだった。片割れが高校の時合唱で"Hail Holy Queen"を歌ってから、ずっと見たくて仕方なかったのだけど、しばらく前にようやく見た。見る前は個人的に予告編とかをネットで見つけて、その歌の部分だけ見るだけでも感動して鳥肌総立ちだった。
 
 La Stanza Del Figlio
 (邦題: 息子の部屋)
 Nanni Moretti
 2001年 イタリア
こういう家族の姿に憧れます。お互い自然でいられるように見える。コミュニケーションの取り方がすごく良いと思いました。息子の死という現実が家族のどの人にも精神的なストレスのようになって外に現れてきて、見ていて痛々しかった。人間味のある映画でした。
 
 Zazie dans le Métro
 (邦題: 地下鉄のザジ)
 Louis Malle
 1960年 フランス
Raymond Queneauの同名小説に先に興味を持って読み出したのだけど、途中で映画になってDVDも出てることを知ったので見ました。見たのはパリに行く前だったからちょっと残念だったかも・・・ 後だったらもっと身近に感じられたかも。話は良かったです。日本のドリフを思い出したのは私だけ?
 
 風の谷のナウシカ
 宮崎 駿
 1984年 日本
まず原作を読まずしてこの映画は語れないと思う。私はたまたま近所の図書館にあって読んだ。映画のナウシカにも憧れて、感動したけれど、原作ではもっともっとたくさんの人物も好きになる。世界観は素晴らしいけれど、私はこれが全くのフィクションには思えない。きっと当時は環境問題とか今ほど注目されてなかったんだろうね。宮崎さんの作品の中で一番好きな作品です。
 
 菊次郎の夏
 北野 武
 1999年 日本
大好きな北野武の映画。確か北野監督ので初めて見た映画です。CMで主題"Summer"を聴いたのがきっかけでした。印象的で美しい旋律にもとからのピアノの音好きが重なって、CMをインターネットで探していて辿り着いたのがこの映画。日本の自然はこんなに美しいんだということを思い出します。夏になると毎年見たくなる映画。ちなみに久石譲を好きになったのもあのCMがきっかけでした。感謝。
 
 クロエ
 利重 剛
 2001年 日本
この映画の光と影の使い方が綺麗。音楽も素敵。冒頭の、高太郎が黒枝に告白するシーンが好き。思うところの多い映画でした。この映画は仏作家Boris Vianの「日々の泡/うたかたの日々(仏原題: L'Ecume des Jours, 英題: Forth on the Daydream)」が元になっています。本を先に読んでいたし彼の本が好きなのですんなり入れましたが、好き嫌いがわかれそうだなぁとは思いました。なんだか原作の現実離れ感が半端に入ってしまっているようで、本を読んでいない人には世界がきちんと伝わらないのでは、と思ってしまった。
 
 座頭市
 北野 武
 2003年 日本
まず北野さんのはまり役っぷりったら。剣のアクションは満点じゃないけど良かった。服部役の浅野さんも上手かったし、とにかく格好良い映画でした。そして話題のタップシーン。目が離せませんでした。友達とこのタップを見に行ったら、映画自体も良くて大満足。DVDもいいけど、もう一回映画館で見たい。そう、これは映画館で見たくなる映画。
 
 誰も知らない
 是枝 裕和
 2004年 日本
Dancer in the darkを見たとき以来のショックだった。友達と一緒に京都の映画館に見に行ったのだけれど、帰りは二人ともぼうっとしてた。きっと日本のことだから、余計に衝撃が大きかったのじゃないかと思う。谷川俊太郎さんは前から割りと好きだったけれど、ここに使われている詞を見るたびに泣きそうになる。主題歌も綺麗な棘が合っている。自分や大人や世間に対して、疑問が後から後から沸いてくる映画です。
 
 耳をすませば
 近藤 善文
 1995年 日本
高校入試の時に、すごく共感を覚えた映画。テレビで見たのが初めてだったと思うんだけど、未だに大好きです。